※音声による解説(テスト版のため、環境により動作しない場合があります)


■ドイツ・フライブルグの高齢者住宅

私の提案する高齢者住宅の情報は、この施設の事業計画などを参考に仕組みを考えています。資金は共に支出して建設ファンドを成立させます。入居希望者、将来入居予定の者、それぞれの親族、地域の施設に対する支援者など様々な支援者が集まって建設資金を調達します。もちろん、地域の金融機関も関わって不足分については融資して事業資金を確保することになりますが、建設ファンドにも金融機関の融資にも利息を支払うことになりますが、その方法は出資者の立場によって変わってきます。たとえば入居者の場合には入居金として1000万円預かった場合には、金利相当分が利用料から差し引かれます。たとえば1.8%の年金利ならば、年間18万円、月々1.5万円が利用料から差し引かれることになります。金融機関の場合には返済期間が20年ならば1000万円の年間50万円分の元本と、その時点での金利が支払われますし、将来の入居予定で1000万円を預託したものについては、毎年18万円の金利が支払われることになります。そして極めつけは入居者が退去する時です。基本は預り金を戻します。その代わり、新たな入居者から同額を預かることで事業として成立するのです。


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